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断熱気密

【新築もリフォームも】気流止めとは『ないと断熱効果が落ちます』

更新 2024-03-14

 

 

 

 

気流止めについて

 

 

あまり聞きなれない言葉かもしれませんがこの気流止めがないと断熱しても断熱の効果が半減してしまうというようなとても重要な部分になります。

家作りをかんがえる時には別の記事で解説した【気密】【断熱】【防湿】【換気】【通気層】とセットで知っておいた方が良い知識です。

今回はそんな気流止めについて解説いたします。

 

 

 

気密についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_635/

断熱についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_671/

防湿についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_712/

換気についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_744/

通気層についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_796/

 

 

 

今回の内容

 

 

 

 

①気流止めとは

 

②気流止めがないとどうなるのか

 

③気流止めはどうつくるのか

 

④注意点

 

⑤最後に

 

 

 

 

 

 

 

①気流止めとは

 

 

気流止めとは簡単に言うと壁の中を空気が流れないようにするために作るストッパーの事です。

気密や防湿とはまた別の要素になります。

床下からの空気が壁の中に上がってこないようにする事と壁の中の空気が小屋裏など移動しないようにする事を目的としています。

 

 

 

 

 

②気流止めがないとどうなるのか

 

 

気流止めがないと冬には床下の冷たい空気が壁の下の隙間を通って壁の中に入っていってそのまま天井裏などに移動します。

壁の中に断熱材が入っていても断熱材の中を空気は流れていきます

そうなると断熱材は中に動かない空気を閉じ込める事で断熱性能をもっているのでその中を空気がながれてしまうと断熱性能が大きく低下してしまいます。

結果的に断熱材を沢山入れても断熱効果がでないという事になります。

さらに空気が壁の中を流れる事で壁内結露が発生して壁の中で木が腐ったりカビが生えたりすることがあるので、建物の寿命が短くなったり健康に悪い家になったりします。

こうならないために、壁の中に空気が入らないように空気が入ってくるところを塞ぐ役割をもつのが気流止めです。

 

 

 

 

 

③気流止めはどう作るのか

 

 

新築住宅住宅の場合

基本的には壁の下部と上部に木材を入れたり、床の合板を壁の下まで貼り伸ばして気流止めをつくります。

 

リフォームの場合

壁をすべて撤去するようなリフォームでは新築の時と同じようなイメージで施工できますが、そうではない場合は壁の一部を切り欠いて圧縮したグラスウール断熱材を壁の上下に詰め込む方法等があります。

 

 

 

 

④注意点

気流止めは外壁側の壁だけではなくて中の間仕切り壁にもつくる必要があります。

 

 

 

 

⑤最後に

 

気流止めがないと断熱材の効果が大きく落ちるので、いくら計算上で性能が良い家になっていても全然意味がなくなります

あまり聞きなれない言葉のせいか、断熱の事は理解していても気流止めについては知らずに、できていない住宅会社も中にはあるので注意してください。

今までの動画で断熱、気密、換気、通気の説明をしましたがこの気流止めも含めたすべてがちゃんとできて初めて快適な高断熱高気密住宅をつくる事ができます

今回もみていただいてありがとうございました。

 

 

気密についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_635/

断熱についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_671/

防湿についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_712/

換気についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_744/

通気層についての解説⇒https://www.wakitakoumuten.com/blog/id_796/

 

 

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